もやしびと
放置型のもやし育成ゲーム
「もやしびと」は、もやし型の謎の生物を育成しそれを抜くというだけのシュールな育成ゲームです。
ゲーム内で特にすべき目的などはなく、とりあえずもやしを植えて育成していき、そこで新種が生まれるのをじっくり待っていきます。
こうした育成ゲームは普通こまめに画面を立ち上げて餌や水をあげたり、お金をためるための細かい作業を繰り返さないといけないものなのですが、この「もやしびと」に関してはそうしたことは全くありません。
あまりにもすることがないのでゲームの説明に困ってしまうのですが、要するにより手をかけずに育成ゲームを楽しみたい人におすすめのアプリであると言えます。
アプリをインストールして画面を立ち上げると、そこには土が敷かれた植木のようなものが登場します。
もやしは土を湿らせると発芽しやすくなるので、画面上をタップしていると自然に水がかかります。
あとは適度に時間をおいてアプリを表示すればもやしが育ってきてくれるので、育ちきったところでスワイプをすると「ポン」という気持ち良い音と共に引っこ抜くことができます。
この引っこ抜くときの感覚がまた気持ち良いので、何度も土を水で湿しては抜くということを繰り返したくなります。
もやしを育成していると時々普通のもやしとは異なる珍しい種類のものが登場してくるので、それを引っこ抜くことでもやし図鑑を埋めていくことができます。
簡単そうで難しい新種もやしの発見
「もやしびと」のキモは全くすることがないということです。
他の育成ゲームでは、例えば購入な餌を買ったり、新しい小屋を作ってあげたりすることで新種の誕生を促すことができるのですが、「もやしびと」ではそうした工夫が全く必要ないので新種を作り出すノウハウは限られてきます。
珍しい種類のもやしはなかなか出現しないため、ファンサイトや攻略サイトでいろいろな情報が流れていたりもしています。
これまでわかっていることとしては、新種もやしの出現は画面を立ち上げる時間によって左右されるということらしいです。
中には19:00~19:15というごく短い時間内にしか発生しない「コハク」といった種類もあり、簡単だからこそかなり気合を入れていかないとコンプリートは難しいでしょう。
他にも特定の種類のもやしを多く栽培することが発生条件になる新種などもおり、やりこんでいく楽しみが広がります。
登場するもやしたちは無駄にリアルなイラストをしており、キモカワな雰囲気がたっぷり漂います。
とりあえず長時間放置をしていても枯れてしまったり死んでしまったりということはありませんので、自分のペースでのんびり手をかけずに育成ゲームを楽しみたいという人におすすめします。