あらゆるファイルが保存できるノートアプリ

気になる情報をまとめてファイルできる

ノートパソコン普段の生活の中で感じる「記録しておきたい」ことをまとめてメモにできるアプリが「Evernote(エバーノート)」です。

「Evernote」は、テキストや画像の他、音声や動画などあらゆるデータをクリップすることができるアプリです。

個人用としてはもちろん、企業用としても広く使用をされており社内用SNSとしても多くの現場で採用をされています。

基本的な機能はまず「ノート」というクリップページの中に記録したいテキストや画像などを貼り付けることにより、同期設定にもとづいてクラウドサーバーに保存ができます。

このとき他のクラウドストレージサービスと異なるのが、保存をする容量に世間がないということで、なんでもガンガン気になったものを記録していくことが可能です。

中でも気になるWebページを丸ごと保存することができる機能は大変便利で、後から読み返したい記事やブログをまとめてファイルできます。

基本的にはPCで使用をすることが前提となっていますが、アプリ版もリリースされており、iOS/Androidいずれからも一元的にアップロードや閲覧ができます。

この複数の端末から一つのファイルを参照することができるというのが便利な点であり、自動的に新しいファイルに置き換えられることから、複数の人で同時に作業をするにも適しています。

かなり自由度が高いノートであるということから、仕事にもプライベートにも、さらに学生の勉強用としても使用が可能となっています。

有料版にアップグレードをするメリット

非常に便利な「Evernote」ですが、2016年からは大幅に価格プランが改訂されています。
サービス開始時の2010年頃は基本無料でかなり便利に使用をすることができたのですが、料金改定以降は無料で使用できる機能をかなり大幅に制限し、有料会員の獲得に乗り出しています。

価格プランは現在無料の「ベーシック」の他、「プラス」「プレミアム」「企業向け」の3つの有料プランからなっています。

「プラス」は年間3100円のプランであり、月間のアップロード容量をベーシックの60MBから1GBへと大幅にアップしています。

またベーシックプランは料金改定後登録できる端末を2台までに制限した一方で、有料会員となることで複数の端末を自由に登録できるようにしています。

他にもノートをオフラインで使用できるようにしたり、メールを自動的にEvernoteに転送をすることができたりといった細かい機能の追加ができます。

さらに「プレミアム」や「企業向け」になると料金はかなり高くなりますが、記録をしたノートに自分で注釈を加えることができるなどかなり利便性が高まっています。