可愛い盛り顔も顔の入れ替えもできるカメラアプリ

女性に話題の写真を盛るアプリ

一眼レフカメラここ近年で最も爆発的に人気になったアプリといえばやはり「SNOW(スノー)」でしょう。
今やスマホユーザーで知らない人はほぼいないとは思いますが一応どういうアプリかを簡単に説明すると、スマホを使って撮影した写真を手軽に加工したりスタンプしたりすることができるというものです。

「SNOW」が始めてリリースされたのは2015年10月からですが、登場してすぐにAppStoreおよびGoogle Playで無料アプリのランキングトップに躍り出ており、その後もコンスタントに新素材が投入されていることで人気の衰える気配はありません。

写真を加工したりスタンプしたりといった仕様そのものは「SNOW」が初めてというわけではなく、「LINEスタンプ」など大手のアプリが複数存在しています。

「SNOW」が強烈だったのは、撮った写真の人の顔に動物の耳や鼻などを自動的に付ける機能が備わっていたことです。

ですので人気が上昇したばかりの頃は「SNOW」という名称は知らなくても「顔が犬になるアプリ」といった認識が多く持たれていました。

ちなみに「SNOW」のデベロッパーは「CampMobile株式会社」という企業で、韓国発のSNSサービスを提供する企業です。

なお同じく韓国の企業であるLINEとは関連企業の関係にあり、現在では日本以外にも中国やアジア各国、欧米圏の言語対応版がリリースされています。

カワブサとSNSでの公表が人気の理由

そもそもなぜ「SNOW」がこれほどまでに爆発的に人気となったかというと、従来までの写真加工アプリと異なりあえて「カワブサ」路線になることができるものだったからです。

アプリを使用するときにはまずインストールをしてからLINEもしくはFacebookなどのSNSアカウントを使ってログインし、撮影した写真を呼び出して加工します。

画面には犬やブタといった動物の他、ピエロやカッパなどいわゆる「変顔」を作る素材が並んでいます。
クリックをすると顔認証機能で自動的に顔が加工された状態になるので、ごく簡単に処理を終えることができます。

このとき「SNOW」画面からカメラを呼び出して撮影をすると、その時点で既に美白や輪郭の修正、目を大きくするといった加工がされます。

そのためびっくりするほどきれいに写真を撮ることができ、SNSなど不特定多数が目にする場所にも堂々と出すことができます。

あまりにも加工がすごいので一度「SNOW」を使うと他のアプリでは自撮りができなくなってしまうユーザーもいるようです。

若い女性だけでなく認知度が高まることで現在では男性や年齢層の高い女性も「SNOW」を当たり前に使用するようになりました。