方向音痴向けのアプリ

マップではなくもっと感覚として道順を知りたい

風見鶏「Waaaaay!(うぇーい!)」は、新感覚の地図&ナビアプリです。
スマホが登場してとても便利になったことの一つに、位置情報をつけることにより自分が今どこにいて目的地にはどういう道順を取ればよいのかということを手軽に検索できるようになったということがあります。

地図を読むのが苦手な人にとっては、知らない街を歩くのが怖かったというコンプレックスを一気に解消することができます。

その一方でGoogleマップを使用して道順をナビゲートする場合、あまりにも細かく道順を示すためかえって現在位置がわかりにくいということもあります。

このあたりは個人差があると思いますが、決定的に方向音痴の人というのはただ目の前に現れる道で「右です」「左です」という指示ではかえって混乱することがよくあります。

特に東京都内の繁華街では、「右です」と言われてもどの路地を右なのかわからないということもよく起こるでしょう。

そこで「Waaaaay!」というアプリでは、細かい道順ではなくとにかく現在位置から目的地までのざっくりとした距離と、概ねどの方向に向かえばよいかという方法でえナビゲートをしてくれています。

アプリをインストールして画面を立ち上げるとGoogleマップで目的地を検索することができます。
そこで目的地を指定すると、メイン画面には方位磁針と目的地までの距離が表示されるようになります。

ですので歩行をしていくと現在どの方向に向かっているかと、距離がどのくらいになったかということが変化をしていくので、自分の感覚を頼りに目的地に向かっていくことができるのです。

無駄な課金でデベロッパーに寄付を

この「Waaaaay!」のすごいところは、人気アプリであるにも関わらず広告を一切入れていないということです。
そのため非常に快適な画面で無駄な通信料金をかけずに使用をすることができます。

とはいえデベロッパーはボランティアではありませんので、このアプリを評価しており今後もアップデートを期待するならぜひ課金という形で協力をしてあげてください。

なお「Waaaaay!」の課金は方位磁針の画面で表示される針をサンマの形にすることができます。
サンマへの表示チェンジは100円からできるようになっているので、無理のない範囲で購入ができるというのも嬉しいところです。

善意に頼って大丈夫か?と思うところ、実はこの全く意味のない課金に1000人もの人が応じてくれたのだと言います。

ダウンロード数も45万件を超えており、色々な意味でスマホアプリ開発の手法やデベロッパーとユーザーの距離を実験したケースと言えるでしょう。